gloriouse diary

日々の考えたあれこれを綴ります。

サボテンが開く環境問題解決のカギとは?!栄養素や活用方法など!

こんにちは、グロリアスです。
最近サボテンについて調べる機会が何度かありました。
サボテンのまとめ記事が少なかったので、サボテンに関する記事を素人なりにまとめてみました。
ぜひ最後まで見ていってください!

サボテン イラスト屋

サボテンをざっくり説明!

サボテン(漢字: 仙人掌・覇王樹)の語源は、16世紀に南蛮人によって日本に持ち運ばれたサボテンの樹液を、日本人は服の汚れなどをふき取るために使っていたことから「石鹸体(さぼんてい)」と呼んだことがその由来であるという説が有力らしい。Wikipedia参照)

サボテンは南北アメリカ大陸や西インド諸島ガラパゴス諸島の低地から高山まで広い地域に分布しています。
クレヨンしんちゃんの映画でも、メキシコのサボテンの映画があったように、メキシコ(南北アメリカの真ん中)にももちろん分布しています。

サボテンには三つのグループに分けられます。
①木の葉サボテン
普通の木のように見え、サボテンとは思えない見た目をしています。
②ウチワサボテン
板状で角が丸いサボテンです。他にも円形状・卵形・球状などいろんな形があります。
③柱サボテン
文字通り柱のようにどんどん上に大きくなるサボテンです。
木の葉サボテンとは違ってしっかりサボテンの見た目をしています。


食用サボテンとは?実例を紹介

食用のウチワサボテンは乾燥地帯でも育つことができるので、世界中で注目されています。
メキシコではノパルと呼ばれ、健康食として扱われているようです。
国連の機関や日本の大学でも研究が行われている重要食材なのです。

日本での実例

愛知県春日井市では食用ウチワサボテンが学校の給食として食べられています。
この市では食用のウチワサボテンをPRとして、お店で積極的に売り出したり、こうして給食として食べられていたりします。

サボテンから採れる栄養素

食用サボテンでは特に食物繊維・カルシウム・マグネシウムなどが取れます。
他にも、ビタミンなどの抗酸化作用をもつ成分ややクエン酸、リンゴ酸などの疲労回復の効果をもつ成分も含んでいます。

詳しくはこちらをチェック↓
サボテンって、食べられるの?|食べるサボテン 太陽の葉(国産食用サボテン)


サボテンが開く未来とは!?

前述したとおり、いま世界中でサボテンの栽培・利用・開発が注目されています。

食料として

サボテンは砂漠地帯に多く分布するので当然水が少ない地域でも育てることができます。
言い換えると他の農作物よりも少ない水でサボテンを育てることができます。
また乾燥地帯でもCO2を吸収してくれるので環境問題の解決策としても期待されています。
食用のウチワサボテンには先ほど取り上げた「ノパル」と果実部分の「トゥナ」があります。
ヒモサボテンの果実部分である「ドラゴンフルーツ」は日本でも有名ですね。

飼料として

メキシコでは家畜の飼料として、サボテンの若い茎の部分が使われることもあるようです。
食肉の家畜は人間以上に餌(飼料)を食べるのでサボテンが飼料として有効活用できれば、食糧問題に大きく貢献することになります。

その他の活用方法

花や種子の油は加工食品や化粧品の原料に使われます。
また次に紹介しますが、サボテンの繊維を利用して服や靴にもなるので、今後活用の幅はもっと広がるでしょう。

繊維(サボテンレザー)として

ヴィーガンレザー

近年環境問題の観点でヴィーガンレザーの需要が高まっています。
このレザーは化学薬品を使用しないので水質汚染につながる製造工程も踏んでいませんし、温室効果ガスの排出を減らすこともできます。もちろん名前の通り動物を殺すこともありません。
また、食用に用いようとしたサボテンも使うことができるのでフードロスの削減にもつながります。
その一例を今回は紹介します。↓

サボテンの靴

日本のファッションブランドOnitsuka Tigarではメキシコ産のサボテンで作ったレザーを使用した新しいシューズを発売しています。
初め聞いたときは、ゲームとかである明らかにサボテンみたいな緑と白のドットの靴をイメージしていましたが、見た目だけではサボテンで出来た靴とは思えない、おしゃれな靴でした!
https://www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/mk/mexico66cactful

終わりに

サボテンを通して世界の食糧問題・環境問題について深く考えることができますね。

筆者はサボテンの遺伝子組み換えについて知りたかったので、いろいろ調べていましたが、ネットでも書籍でも知りたい情報がなく困りました笑

この記事を通してもっとサボテンを知りたくなってくれれば幸いです!それでは!!

もっと学びたい人はこちら↓

jp.mitsuichemicals.com
www3.chubu.ac.jp
[scienceportal.jst.go.jp